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レッスンはオールイングリッシュやネイティブ講師じゃなきゃダメ?

 Hello! 少しご無沙汰してしまいました。

インフルエンザの流行で休校となった週もありましたが、年明け以降も子どもたちは元気にレッスンに参加してくれています。

 早いもので、今年度も間もなく終わり、卒業・卒園シーズンです。当校の学期は、1~4月までが3学期目となりますので、新学期は5月からですが、段々1年のまとめのレッスンに入っていきます。約1年前は、恥ずかしくて日本語ですらあまり話せなかった子どもたちも、今では積極的に英語を使ってレッスンを楽しめるまでになりました。本当に子どもの成長には目を見張るものがありますね。繰り返し学ぶことによって、新たな情報や知識が、フレッシュな心と身体にぐんぐんと吸収されていきます。これから新たに小学生になる子たちや、そして進級する子たち、それぞれのこれからのますますの成長が楽しみでなりません。

 ところで、この春から英語を学ばせてみようとスクール探しをされている親御様も多いかと思いますが、何を基準に選ばれますか? 一般的には「日本語は禁止のオールイングリッシュ(英語オンリー)」や「英語を習うんだからやっぱりネイティブ」がよいと考えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。

 まずは、オールイングリッシュ(英語オンリー)のレッスンですが、ネイティブ講師にしろ、バイリンガル(日英両方話せる)講師にしろ、これを原則としているスクールは多いです。日本語を介在させず、英語を英語のまま理解させることが本当の意味で英語を習得するということだという考えもあり、それは最もだと思います。それが理想です。しかし、日本にいながら、英語を習い始めたばかりの子どもたちにとって、週に多くて数時間しか英語に触れず、まして、日常生活で英語を必要としない環境において、「英語しか使ってはいけない」「先生も英語しか話さない」レッスンは効率の良いものとは言えない場合があります。質問があっても、質問するだけの英語力もないので、聞けずに「わかったつもり」やわからないままになったりします。また、そういった状況に生徒にもフラストレーションがたまります。しまいには「先生の言っていることがわからないからレッスンが楽しくない」となってしまうこともあります。ですので、まだ英語を習い始めて数年にも満たない子どもたちには、英語を聞いたり話したりするための手助けとして、母国語である日本語を適切に使用することも必要だと考えます。それができるのは、バイリンガル講師ならではのメリットでしょう。まぁ、ネイティブ講師と日本人講師が両方いるスクールもありますので、その辺はうまくカバーされてるのかとは思います。お伝えしたかったことは、「オールイングリッシュ」や「ネイティブ講師」でなければ英語は身につかない、ということはない、ということです。そう言いながら、本校でも「オールイングリッシュ」を目標としています。学習歴が長くなればなるほどたくさんの英語を覚えていきますので、自然と日本語の割合は減っていくのです。

 長々とお話しさせていただいたのですが、、、教室を選ぶ条件としては、講師の人柄や子どもとの相性も非常に重要だと思います。経歴が華やかだったり、ネイティブ並みの英語力を持っている講師でも、実際通う子どもとの相性が合わなければ、身につくものも身につかないのではないかと思います。ですので、これから英語教室を探そうとしている方には、色んな教室で体験をしていただいた上で、決めていただきたいな、と思います。そう言いながら、とても背筋が伸びる話を自分でしているわけでありまして。これからも、子どもたちが「Shiho先生の英語教室に行きたい!」そう言ってくれるような講師、教室であるよう、日々努力していきたいと思っています。

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